東山茶屋街の一角に佇むリフォーム物件

構造躯体と屋根を残した住居兼事務所のリフォーム

金沢市東山は金沢文化を代表する茶屋街のひとつ。観光客も多く、情緒溢れる古い町並みは、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。その一角に佇む住居兼事務所の改修工事。

近隣で改修工事をさせて頂いていた所からお声がけ頂き、ご依頼をして頂きました。
1Fが事務所、2Fが住居となっていた建物は、築年数がしっかりとは判別できない古い建物でした。購入した施主の親族は小さな頃の曖昧な記憶があるのみで、昭和中期に改修工事を行った痕跡はありますがその後劣化した状態でした。

金沢市の伝統環境保存区域内に位置するこの建物は、改修工事を行う上でも様々な要件を満たす必要があり、そのひとつひとつを施主と丁寧に進めながら計画をしていきました。